寅治郎トライのブログ

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「信長、秀吉、家康」読書感想文

どうも寅治郎トライでした。

今日もまた読書感想文の時間がヤッて参りました。今日の本はこれだす!
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実は私、普段こういう本は読まないし、日本史に特別明るいワケでもないのですが、偶然この本をもらったので読書感想文、イっちゃっぞ、バカヤロー。

小島聡選手が降臨した所で、まずこの本はどういう本かと申しますと、史実を披露するのが目的の本ではなく「信長、秀吉、家康、それぞれの天下を取るまでのあれこれを見て、その辺の知見を現代社会風に解釈する」みたいな本です。

出来上がったリーダー"論"というよりは、戦国武将が「リーダーになるまでの駆け上がっていく様」を見ていき、そこからリーダー像を探るような感じなので、今不満を何とか解消したいと思っている人や、捲土重来フルな思考で生きてる人が読んだらより響くものがあるんだろうと思います。

読んで以外だったのは、信長って情報を重視していたということです。信長というと、ホトトギス殺しちゃうような人だなんて言われてますから、勝負勘やいくさ勘だけがべらぼうに冴えてる人で、鉄砲取り入れる人だし、けっこうなチ×ピラ型で戦国時代を駆け上がって行った人なのかなぁと私は思っていたのですが、そうではないようです。

有名な桶狭間の戦いでも今川義元側にスパイ的な人員を送っていたり、情報によって奇襲を成功させる環境を作り、期を伺っていたとのこと。「高度な情報を使えば、自分よりも武力やカネで勝る相手でも、倒すことができる」っていう戦国時代ドリームを体現した人なんですねぇ。

翻って現代はネット時代、しかもスマホ時代でSNS時代、情報化がエグいくらいに進んでるワケですから、今風の情報ツールを使えば「何かできんだろ!何とか上向きに生きて行けるだろ!」と万年野党的な人生を送る私には、とても希望的な思考を授けてもらった感じがします。

また地下人出身の秀吉の底辺体験と人心収攬術の因果関係なども語られています。高級な教育機関以外にも、視点や学びはあるのですなぁ。

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とまあ終始、この本では信長、秀吉、家康の情報、知略、人間性というソフトパワーの側面が中心に書かれています。そして最後は「アジアの台頭で労働力や人力はアジアに任せて、これからの日本人は戦国武将的ソフトパワーで競争に勝って行くのじゃ!」という結びになっているのですが、この本が書かれたのがなんと1996年とのこと。内容や筆致は古い感じはせず、プチ普遍性も感じさせる本でございました。