寅治郎トライのラジオブログ

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「実話BUNKAタブー」読書感想文

どうも寅治郎トライです。

今日もまた読書感想文のお時間がやって参りました。今日の本はこれだッ!
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【実話BUNKAタブー】
前身雑誌が「実話BUBKAタブー」。姉妹雑誌に「実話BUNKA超タブー」があるようです。正直言ってこの雑誌を楽しめるようになるには、リテラシーがいるなぁと思います。というのは記事の、あるファクトに対しての感想や解釈が過激な時があり、そんな派手な感想・解釈の跳躍感を楽しむにはやはり、一定のリテラシーが必要なんではないかということです。過激な内容で断言調子の文章が多いので、読者は記事の文章を真に受けず、記述の過激度に対して心でツッコみながら読むのがよろしいかと思います。
 また編集部自身が『偏差値高い雑誌』と言っておられます。ぺーパーテスト的な意味での偏差値かはわからないけど、広い教養と、心の許容が必要な側面はあると思います。自身の価値観をある程度確立していて、更に頭を柔軟を保っていて、過激な内容を表現の遊びと受け止められる人が、この雑誌を真に楽しめると思います。普段からの己の知性への向き合い方が問われる雑誌です。
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【内容】

  • 事件、時事に関しての記事のファクトは基本的にちゃんとしてる風には思います。著名人の犯罪歴やスキャンダル歴はけっこうな感じで掘り起こしてますからね。ただ女優の性癖とかは正確には知らないだろうから、断言調で言っちゃマズイんでないかなぁ?それに惑わされないようにリテラシー
  • 業界人数が少ない極々の職業をやっておられる方のレポ型の記事や漫画は貴重なんではないかなと思います。良くモノを見るときは、鳥の目、虫の目なんていいますが、虫の目や少数者、弱者の視点で見ると、全体やマジョリィティの嘘やゴマカシが見えたりしますからね。そういう視点はマジョリィティ側の刺激や気付きにもなるし。
  • あと話題選びのバランスがいいかなぁ。他の雑誌だと、エロが多すぎたり、高級割烹話とかでおじさま路線が過ぎたりすることがありますが、こちらは若過ぎず、年上過ぎず、エロ過ぎず、の話題が調度いいと思います。



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【雑感】
かつて「実話BUBKAタブー」の頃、私はこの雑誌を良く買っていたのですが、記憶ではビニール扱いされておらず、普通に買っていたように思うのです。久しぶりに買った「実話BUNKAタブー」はビニール扱いでした(私の最寄の本屋)。う~ん、これは文化の衰退なのか洗練なのか、不寛容なのか?現代は高度な情報化社会なんだから、少々ゴシッピーでノイジーな情報からも、取捨選択して何かを掴めるのがBUNKA人やろがい!と思ってはおります。

【了】



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