どうも寅治郎トライです。
前回り受け身 5回連続 疲れたら老体のサイン
【オシャレ路線?】
以前から柔道の競技人口が減っていると指摘されています。男子の史上最多金メダル獲得の東京五輪以降ですら、競技人口が増えたとは聞きません。これは由々しき問題。世界大会の最高峰であるオリンピックでたくさんの金メダルを取っても競技人口が増えない時代になっているのです。ならばどうするのか?私はオシャレ路線が解禁されると思っています。オ・シャ・レ?と思う方もいるかと思われますが、多分いずれ柔術衣なみに柔道着もカラー化すると思います。カラフルな柔道着にワッペンなどもOKになるのではと予想しています。もちろんカッコつけのため。そしてそれらは練習中に限定。試合ではこれまでのように地味な柔道着を着る、そのような棲み分けになるのではないたろうか?また総合格闘技の選手などにある奇抜な髪型も少しずつ許されていくんではないでしょうか?五輪のような大きな物語を見ても響かないならオシャレという日常から攻める、みたいな。
【受身デー】
古風なフリして変化に柔軟なのが柔道だったりします。近年は安全意識もより高まっていますよね。投げ技を打った時に自分から頭を畳に突っ込んだら、危険な所作ということで『ヘッドダイブ』で反則。投げ技をされた際、両ひじをついて背中を付かないようにするのも、肘が危ないので反則。というように安全面が日々強化されています。かつては立技の『蟹挟み』が危険ということで廃止になったりもしたこともあるので、安全志向は古くて新しい問題ってことなんですかね。
そこで私が予想するのは、ズバリ『受身デー』を設けるよう義務化されるんではないかということ。『受身デー』とは『柔道組織なるモノ、年何回か月一か隔週か、受身に特化した練習日を実施しなくてはいけない』みたいなこと。『受身デー』ではいつもの技の練習時間を全て受身の練習に当てるもの。普段よりも複雑な角度からの受身を練習したりして、より安全を高めるもの。ストレッチなども併用して『ストレッチ受身デー』とかもあるかも。
【タテ感の崩壊】
武道といえば先輩後輩のタテの関係がある意味での伝統だったりします。が近年、柔道以外のスポーツもそうですが、そのタテの関係が不健全に作用して起こる事件事故が報道されたりすることもあり、また時代もそこを許さない風潮になって来てるように思います。それで失う何かよりもそれで守られる人権・人命を重視ということでしょうかね。あくまで行き過ぎタテ関係が是正されるのであって、基礎的な先輩としての稼働、後輩としての稼働は残しつつということになるんではないかな。廊下で先輩とすれ違ったら突然大外刈をされる、とかは無くなるんだと思います。タテ感を緩めてヨコ感を強化する路線もあるかも。
【変化】
こんなことを言うと、硬派な柔道家の方は「軟弱だ!」「甘い!」と思われるかもしれません。しかし我々が知っている今の柔道は、人生の先輩であるご年長の方ですら、せいぜい1965年以降の五輪競技なってからの柔道なんじゃないのかなと思うのです。1965年以降からはより柔道のスポーツ化が進んだとも言いますから、変な話し、明治時代のスポーツ路線になる前の柔道を知っている人はいないのです。つまり柔道は絶えず変化していて、ある時代の柔道も絶対的なモノではなく、変化の一形態でしかない。柔道の礼儀や武道としての気迫は残しつつ1965年間以降の柔道のスポーツ化があったので、それを考えればいずれは、残すべき心構えや精神性を確保しつつ、オシャレ柔道に完全柔道、フレンドリー柔道にも変化していく可能性もあるのではなかろうか。
【了】
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