寅治郎トライのラジオブログ

   ~ All My Writing Is A Gas♪ Gas♪ Gas♪ ~

ウクライナ危機2022に思う vol.3

どうも寅治郎トライです。

まさに複雑怪奇な欧州情勢。
f:id:tradgellow_try:20220322232059j:plain
ウクライナ危機】
2022年02月24日、ウクライナがロシア軍によるに軍事侵攻を受けました。ロシア軍はキエフ陥落を目指しつつも、ウクライナの他の都市へも侵攻している模様。ウクライナは当初の専門家の見立てよりも持ちこたえているものの、予断を許さぬ状況が続いているようです。侵攻は平和の祭典・冬期北京五輪の最中、コロナもまだまだ流行っている状況で実施されました。ウクライナ国民は破壊行為受けつつ、避難しつつ、コロナ対策もしなくてはいけない状態だと察します。終戦協議が断続的に行われているもものの、合意には至っておらず、今後の見通しは立っていません。今こんな感じです。
f:id:tradgellow_try:20220322232124j:plain
【夢見る国家】
なぜウクライナ侵攻が起こったのか一概には言えませんが、まず高い視野で見ると『国家は最盛期の夢を見る』という考え方があるそうです。国家は、歴史的に過去一で領土を誇っていた時代の領土を目標にしたり心の風景にしてしまいガチ、ということらしいです。例えば、今後ある国が高度な経済力や軍事力を手にしたとして、もしそのある国がトルコならオスマン帝国時代の領土まで拡張したいと思うし、エジプトなら古代エジプト、フランスならナポレオン時代の領土を渇望するし、ドイツならヒトラー時代でしょうか。中国なら清の時代、モンゴルならフビライ・ハン時代、日本なら戦前辺でしょうか。
 そしてそれがロシアならロシア帝国か、ソ連時代あたりの領土を欲するということ。明確にプーチン氏が「ロシア帝国を目指すとかソ連時代を目指す」とは言ってはいませんが、『国家は概ね、最盛期の夢を見る』という本能があるというのは地政学的に頭に入れて置かなければならない。2014年のロシアによるクリミア併合がありましたがあの当時「あれは併合じゃなくて侵略だよ」という論を読んでことがあります。欧米はクリミア併合の時に気付くべきだったのかも。



f:id:tradgellow_try:20220322232150j:plain
【夢見ない国民】
次にもう少し視点を低くして人の視野で見ると、やはり死人が出ているということ。もちろんウクライナだけでなく、ロシア側にも。この度の侵攻のロシア側の主張する大義は?な所がある。歴史的に見て「侵攻するぞーッ!」と言って侵略戦争を仕掛けた事例は無いらしい。ロシア側は大義があると言ってもウクライナ側の民間人が死ぬのは意味がわからん。死んではいなくても家族離れ々々になったり、窮屈な避難生活を強いられたりしている、しかもこのコロナ禍で。大義を感じない武力行使は結局最終的には自軍への不満に繋がる。誇りを失う。終いにゃ核兵器での恫喝。軍人や政治家じゃない一般国民は弱いから恫喝には渋々従うけど、恫喝で何かを強制された事への恨み辛みを決して忘れない。国民は国家と同じ夢を見るとは限らないのである。
【了】



↓ こちらもどうか ↓
www.tradgellow.com
www.tradgellow.com
www.tradgellow.com
www.tradgellow.com
www.tradgellow.com