どうも寅治郎トライです。
2023年に読んだ農書紹介でぇす。
【理論か実践か】
農をやるに一番大切なことはやはり実践主義であることで、圃場に出てこその学びを重視しなければならない。と思う一方で、私のようにほとんど一人で独学・無手勝でやっているような人間は、いくら畑に出ても視野狭窄に陥る可能性があるとも思っています。そういう人間に取って時に立止まり、そこでちゃんとした理論や論理に触れて思考することは必要不可欠。実践での学び、理論での学びを総合させていいモノを作れたらいいというのが私の立場。つーわけで畑での実践記事は散々アップしてきたので、このページでは2023年に理論として学んだ本を紹介しますです。
【現代農業2023年01月号】
2023年に自然農に傾いた辺りで目に停まったのがこの一冊。『自然農』といえばまず『不耕起』が思い浮かんだりしますが、本の内容としてはゴリゴリの『自然農』というワードに拘わったという感じではなくて、あくまでタイトル通り広い意味での『不耕起・浅耕』での作物栽培を特集しているモノ。原理主義的な『自然農』脳で読むとやや物足りないと思う人もいるかもわかりません。しかしそこはグッと視野のウイングを広げて見るのもよし。
【現代農業2021年05月号】
自然農に傾いた2023年。自然農といえば『草マルチ』ということで、手にした一冊。本の内容的には草に限らず、有機物を使っての『マルチング』がメインの特集になっております。有機物でのマルチの可能性と課題があれこれ書かれております。有機物マルチがもっと一般的になれば、完璧では無いにしても脱プラスチック・脱石油に近い状態になり環境に負担をかけない農業の一歩になるかも?そんな視点の記事が散見されます。
【農家が教えるイモののビックリ栽培】
こちらは自然農とは関係無く、単純に山芋・自然薯の育て方が書いてある本です。主に慣行農業的な切り口で山芋・自然薯の栽培を特集しております。『自然農』脳ばかりになっていてはいけませんでしょうから、慣行農業からも知見を拝借させて頂こうと手に取りました。そもそもの私見ですが、山芋・自然薯の栽培を論じた本や記事って少ないなぁ、と思うのです。なので特集は多分に貴重なのではないでしょうか。先述の通り、私自身は無手勝流でやっているため時に不安にもなるので、時にしっかりした理論でやっておられる方々の手法を覗きたくなるので、そんな心理を満たしてくれる一冊となりました。
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