どうも寅治郎トライです。
半空は『なかーぞら』と読みます。
【街の小さな文学賞】
こちらはRNCラジオで2021年の01月から09月までの第1火曜、第3火曜日と、2021年11月21日にスペシャル版として放送されたラジオ番組です。この番組は第6回半空文学賞についての取り組み、運営、入賞結果、などなどをお伝えする内容になっております。一度限りのピーアール放送などではなく、継続的に「文学賞自体で一つの番組を作って盛り上げて行こう」というラジオと文学賞がコラボした、今までありそうでなかった希有な番組なのございます(過去にあったらすいません)。そして第6回半空文学賞のテーマは『ラジオ』。「文章とラジオ・ラジオと読書は相性がいい」と言ったりしますから、読書癖・ラジオ癖のある方々には垂涎の組み合わせかと思います。
【半空文学賞】
文学賞というと、敷居が高い高級なハイセンスなアート性を想像してしまいがちですが、半空文学賞はそうではなく、より一般層を意識することが発想の基本コンセプトの一つになっているようです。主宰は、香川県高松市にある珈琲と本と音楽をテーマにしたブックカフェバー『半空』。つまり半空文学賞とは、とある地域に根差したカフェバー起源の脱中央的な文学賞なのです。しかも応募原稿は基本、A4用紙片面一枚、文字数制限無し(崩れる敷居を感じるぜぇ!)。そして賞の審査員は、文章のプロを少なめにするという配慮。これまでのテーマも『珈琲』『音楽』『ことでん』『家族』『丸亀城』と、派手ではなくとも日々人々が接している何かが多い模様(敷居完全決壊ッ!)。私は個人的に、文芸とは人の目線を通して人の本質に迫る遊びだと思っているので、人を人足らしめる日頃の日常的な視座から人を見つめるは大切な要素だと信じております。私に限らず、そんな風な文芸観を持っている方は『街の小さな文学賞』は楽しめるハズ。因みに『半空』はYouTubeでラジオ展開もしております。
↓『半空ラジオ』↓
珈琲と本と音楽 半空 - YouTube
【テクノロジカルなアナログ】
世はデジタルカルチャー、ネットカルチャーなどと言ったりしますから、さぞかし近未来的でサイバーパンクスなギラギラビカビカな世の中が到来するのかと思いきや、人によってはデジタルツールやネットツールを使ってアナログ的な心地よさを探し繋がったりしています。そうやってローカルな思いを深化&進化させたりしているようです。私自身元々のラジオ好きから始まり、radikoという現代的ツールを駆使することで『街の小さな文学賞』に辿りつき、番組の持つギラついてない優しいトーンに共鳴しております。『街の小さな文学賞』や『半空文学賞』にはデジタル時代でなければ出会うことはありませんでした。人や地域性に寄り添うデジタルもあるだんだで!と番組を聞きながら思ったりしています。
【了】
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