寅治郎トライのラジオブログ

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「ドリアン助川の正義のラジオ!ジャンベルジャン! 」ラジオ感想文

どうも寅治郎トライです。

オープニング曲は『ラジオ感想文 IN THE U.K.』です。

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ドリアン助川のもう君はひとりじゃない】(『ジャンベルジャン!』の番組本)


ドリアン助川の正義のラジオ!ジャンベルジャン!】
ドリアン助川の正義のラジオ!ジャンベルジャン!』とは、かつてニッポン放送で放送されてたラジオ番組です。パーソナリティーはロックバンド『叫ぶ詩人の会の』のボーカル・ドリアン助川さんです。十代向けのテレフォン人生相談を主にした内容の番組でした。十代ですから、ライトなかわいらしい人生相談もありましたが、十代らしからぬヘヴィーな相談もかなりあったのを記憶しています。番組は土曜の夜「さあ、夜更かしするぞ!」という時間帯であったため、若かった私もよく聞いていました。おそらく学校や親からちょっとだけ自由になれる時間帯に、学校や親とかとは違う立場のドリアン助川さんの物言いが心地よかったんだと思います。

【10代】
現代の若さを考察するに、大体の10代なんて自意識過剰で、親や社会を利用させてもらえないと生きていけないけくせに、親や社会にやたら反抗的だったり、偉そうだったり、文句ばかり言ってたりします。他者への配慮や客観がなく、いつも『自分自分』。小さいことでも不遇ヅラし、小さなことでもヒーローヅラをする。それがおおむねの平均的若者像。10代の苦悩は多くが自意識過剰が原因という理解もできます。辛口と言われるかも知れませんが私も大体そのうような認識です。しかし!それとは別に、確実に10代にも不幸が存在すると思っています。『ジャンベルジャン』内でのヘヴィーな相談内容がそうで、家や学校の中ではその不幸は見え辛かったりします。そんな中、ある意味このラジオ番組は10代の不幸を可視化する装置になっていたとも言えます。

【地方の講演会】
番組が放送中、ドリアン助川さんが私の住んでいた地方の、私の生活圏の隣の隣の地域に講演に来るなんてことがありました。私は高校生で、学校帰りに友達とその講演会に行きました。帰りはいつもよりだいぶ遅い時間の電車に乗ったのでドキドキしたのを覚えています。講演のお客さんで「今日この地域に来てくれたことをラジオで触れてくれ!」とリクエストした人がいて、私は「ずうずうしい奴め!」と思っていたのですが、ドリアンさんは懐が深くラジオで軽く触れてくれました。いい思い出です。

【飛行船】
なんかの折にドリアンさんが番組中「ラジオメディアに出てるのに自分らの曲は売れない」と冗談まじりに嘆いていたことがあったのですが、実は私はCDを買っていました。エンディングテーマ?(記憶曖昧)の『飛行船』は今でも名曲だと思っています。
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ドリアン助川のもう君はひとりじゃない

ドリアン助川のもう君はひとりじゃない

  • 発売日: 1996/12/01
  • メディア: 単行本
【了】



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