寅治郎トライのラジオブログ

   ~ All My Writing Is A Gas♪ Gas♪ Gas♪ ~

柔道|さよなら近代柔道

どうも寅治郎トライです。

『脇挟み』という技を開発しています。

【近代柔道】
日本唯一の柔道専門誌である近代柔道が2022年08月号を持って休刊する事になりました。過去に柔道をやっていた時期、よく買って読んだりしていた専門誌だったので非常に残念。柔道を辞めてからは購読する事はなくなっていましたが、2019年辺りに東京オリンピックをやるぞ、みたいな雰囲気の頃にまた近代柔道を買い出して読んだりしていました。再び手にした近代柔道は冊子が薄くなったなぁ、というのが印象でした。昨今のネットインフラやデジタルツールの発展は目まぐるしいものがあります。まさに日進月歩。そうした中では、メディアのあり方も変容するのは当然。

【変化するメディア・柔道・万物】
一般人は、かつてのドイツ国際だとかフランス国際などの中規模型の国際大会の試合結果や内容は近代柔道の写真とレポートでしか知り得ませんでした。それは近代柔道というメディアの存在意義の一つだったと言えるでしょう。
 現代はスマートフォンで瞬時に試合結果を映像で確認できる時代。また今はドイツ国際とかフランス国際とか言わず、グランドスラムと言っていますね。そしていつの間にか下半身に触れての立技は禁止になったりしましたね。
 自分が育った時代を立派だと言い過ぎてはいけません。メディアも変化するし、柔道も変化しているのです。立派だと思っていた自分が育った時代も、過去からの変化の一形態でしかなかったわけです。そこは受け入れるしかない。




【最終号】
近代柔道の最後のメイン特集は大学柔道団体戦。表紙を飾ったのは、村尾三四郎選手。決勝は柔道のドラマ性が多分に詰まった内容になりましたね。勝負が代表戦にもつれ込んで、若き二人の強化選手が戦い、一人は直近の全日本選手権覇者で世界選手権代表、それをもう一人が体格差を跳ね返して勝利する。柔道の凄みが凝縮されたような試合が、近代柔道のラストに華を飾るかのような巡り合わせで掲載されました。その後二選手ともパリ五輪代表になりました。


【思い出】
実は近代柔道が主催する全国大会『近代柔道杯』に出場したことがあります。私が所属していた学校の柔道部は全国的な強豪校とかではありませんでしたが、顧問が熱心な近代柔道読者だったのです。私自身大幅な移動を含む大会は始めてだったし、学生身分でもあったしで浮かれ気分だったのを覚えています。予選リーグも一本勝ちが続き決勝トーナメントへ望むも、そこで当たったのが国士舘中学でした。試合開始そうそうフッ飛ばされてあえなく5-0で敗退。でも楽しかった。あと近代柔道にも載せてもらいました。近代柔道は休刊しても私には思い出と感謝しかありません。長い間お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
【了】



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