どうも寅治郎トライです。
皆違って皆イイッ!
【裾上げ論争】
皆さんジーンズを買ったら大体の人は裾上げしてもらいますよね。そしてジーンズの裾上げには、縫い方の違いで概ね2つの潮流があるのをご存知でしょうか?いわゆるシングルステッチとチェーンステッチがあります。この記事ではその辺を巡る私見をダラダラと書いて見ようと思いまーす。
【チェーンステッチ】
こちらは、過去のビンテージジーンズなどに多く採用されている裾上げ法ですね。特徴は糸をチェーンのように絡めて、縫い付けることです。そして裾部に強めの捻れが生じます。色落ちすると、その捻れが独特のギザギザ感をもたらすというもの。そのギザギザな色落ちがある意味のアート性として成立していて、色落ちジーンズのカッコよさのイチ要素になっているということ。ただし、裾の糸の一部がほつれると、そのほつれが全体に広がり安いという欠点があったりします。
【シングルステッチ】
こちらチェーンステッチの後に出てきた裾の縫い方。チェーンのように糸を絡めず、一つの糸で縫いつける方法。技術的にチェーンステッチより新しいのでより現代的。一部がほつれても、ほつれが全体に広まることはなく、またお値段もチェーンステッチより安く済みます。しかし裾に生じる捻れはチェーンステッチより控えめで、色落ちしてもギザギザ感はあまりでない。
【シングルステッチを好んだ時期】
以上が2大潮流の大まかな特徴。どっちがイイかは自分次第。私もこれまで右往左往をしてきました。私自身ジーンズ好きだったわけですから、単純にビンテージ風な価値観に寄せてチェーンステッチにしていた頃もありましたが、現代を生きる人間なのに価値観を昔風情に寄せているのがダサく思えてシングルステッチを好んでいた時期もあったりします。チェーンステッチにしたとしても上手にギザギザが出ないこともあったりで、チェーンステッチの料金が無駄に思えたりもしていました。
【提案】
そこで、新品でジーンズを買う時の裾上げについて思いついたことがあります。新しいジーンズを買うと通常、そのジーンズはチェーンステッチで裾上げされた状態でお店に納品されます。そこからお客様が購入し、更にその場で裾上げする。ということは納品時のチェーンステッチが無駄になっていることが多いと思うのです。なのでメーカーがジーンズを製作する時点で裾をチェーンステッチにせず、もっと簡易的で安い縫い方で商品とすればよいと思うのです。そしてその分を商品の値段に反映させる。そうすれば、シングルステッチ派はより安く、チェーンステッチ派もより安く気軽にチェーンステッチにできる。
「チェーンステッチのウン千円くらい出せよ!」という声も聞こえてきそうですが、学生なら残りの小遣全突っ込みもできるでしょうが大人になると、数千円でも判断材料になってしまう時もあるのです。ジーンズ復活の一案、インフレ物価高騰対策の一案に、エコ思想に、メーカーの皆さんどうですか?
【了】
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