寅治郎トライのブログ

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【体験談】佐川急便の荷物仕分けで働いてみたッ!

どうも寅治郎トライです。

12位じゃダメなんですか?
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【佐川急便の荷物仕分けとは?】
ドでかいトラックで全国各地に物を届ける、というのが一般にある流通業界、物流業界のイメージかと存じます。また物流会社では、ドでかい倉庫でドでかいトラックのドライバーさんがトラックに荷物を積むんだろうなぁ、と一般的に想起されるでしょう。ですが荷物を積む前に、倉庫内でトラックに積み安いように事前に荷物を仕分ける「荷物仕分け」なる仕事が世の中あることは、あまり認知されていないのではないかなと思います。「仕分けなんて物流会社のスタッフがサクッとやるんじゃないの?」と思われる方もいるでしょうが、世間で名の通った物流会社で扱う荷物の量はエゲツないものがあり、会社スタッフだけでは量に対応できない場合が多く「荷物仕分け」要員を他会社から出向させて衝に当たったりするのです。私は以前、荷物仕分け系会社に所属し、佐川急便さんに出向し「荷物仕分け」の仕事で禄を食んでいた時期がありました。今日はその時のことを解説していきたいと思います。

【荷物仕分けは、お肉体労働ッ!】
私は深夜隊で、深夜は短時間での人の交代などはなく、夜22時~朝07時までの勤務でした。物流会社の倉庫は、学校の体育館などの2~4倍あり、また倉庫内には膝くらいまでのベルトコンベアやローラー群などがあります。佐川でお世話になっていた時は、ベルトコンベアやローラーを跨いだり、時に小走りをしたりジャンプしつつ、一晩中体育館以上の面積の倉庫を動き回っていたことになります。もちろん荷物を抱えながらですから、さしずめ軽いアスレチックさながら。「荷物仕分け」という響きからは、肉体労働の匂いは一切しませんが、実際の荷物仕分けはバリバリのお肉体労働で非常に疲れます。ダッシュやら××㎞ランニング的な、2,3時間の部活的体力とは違った意味での体力の消耗を感じたりしていました。軽い研修を終えた新人に「『どうですか?やれそうですか?』と問うて『やれますッ!』と答えても、次の日には来ない、なんてのはよくある」などとリーダー格の人が言っておられました。それが荷物仕分けの実態なんでしょう。
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(お肉体労働ッ!)



【資本主義と体の故障】
腰がブッ飛びそうな重い荷物は、毎分ごとにあるわけではありませんが、ベルトコンベアから流れる荷物の伝票を、腰を屈めて見て内容を判断する作業は毎分レベルでマストなので、腰をいわす方もいて、鎮痛剤のロキソニンを常備してるなんて人もいました。私は腰ではなく膝や踵に傷みが出るタイプでした。故障した体の部位を抱え、人の身長よりも高く積み上げられた荷物郡にほとんど全てを支配された倉庫内を眺めていると、資本主義のリアルと、人間の欲望のエゲツなさに思い至り、ある種の戦慄さえ覚えたものです。

信じられない量の荷物は皆『人間の欲望の数』と言い換えることができます。荷物仕分けは、倉庫内に存在する天文学的な欲望の下支えや下準備のようなもので「そんな他人の欲望のために、自分の体が痛むのはなんだかな~」と思いつつも「各人の欲望をできるだけ肯定してモノやサービスにしてイクからこそ、自分だって欲望を享受した今風の豊かな生活を送れるんだなろうなぁ」などと考えておりました。資本主義や欲望の旨みを知ってしまったらもう後戻りはできないのです。
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【佐川急便はブラック?】

ネットをちょいと覗けば「佐川急便はブラック」などという書き込みが見受けられます。私の見立てでは佐川の従業員やドライバーの方は、トンデモな量の荷物を時間通りさばかなくてはならないわけですから、時間に追われ、更に昨今隆盛のネットショッピング民の要望に振り回され、労働の内容自体は過酷なんだろなと思われます。そういう意味ではブラックかもしれませんが、私の接した限り「人」がブラックってことは無いように思いました。佐川急便の外部の人間である私のような荷物仕分け要員にも、高圧的な態度を取る人など全くいませんでしたし、わからないことは優しく何度でも教えてくれたりもしてくれて、本当にありがたかったです。

もちろん内部の内部の内部ではどうだかは知りませんけどネェッ!

【了】


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