どうも寅治郎トライです。
ラジオ感想文、キャーッ！
【トム・ブラウンのオールナイトニッポンZERO】
こちらは2019年04月20日、2020年02月24日に放送されたラジオ番組です。トム・ブラウンといえば2018のM-1の決勝でやった『合体漫才』が注目されてブレイクしたお笑いコンビです。若手漫才師の皆さんは、新しいネタやちょっと変わった感じのネタを日々模索しているそうですがトム・ブラウンの『合体漫才』は群をヌいて変則型で、無手勝流にして横紙を破りまくるような漫才です。そんなネタ中の独自の世界観が強いお二人ですからANNZEROはどうなるんだろうと思っていましたが聞いてみると、フリートーク、見た目自虐、ハゲいじり、メール捌き、などなど・・・ちゃんとラジオのできるお二人でとてもホッコリしました。実は以前にもレギュラーラジオパーソナリティの経験があったり、特に布川さんはハガキ職人をしていたこともあったそうですから、元々ラジオに親和性があるコンビだったのです。
【非吉本系の活路】
トム・ブラウンはK-ダッシュステージ所属でネタはゴリゴリの変則型のようですが、実は事務所の先輩であるオードリーも変則型と言われる漫才をします。2019年のM-1でブレイクを果たしたサンミュージックのぺこぱも変則なツッコミが注目を集めたりしています。また太田プロのマシンガンズも二人でツッコむスタイルだったりします。このように眺めてみると、非吉本系に変則型の漫才ができ安い？土壌があるような気がします。もちろん例外はありますがある意味、規模的にも歴史的にも漫才然たる漫才を背負っているのが吉本勢でしょうから、そんな老舗と戦っていくとなると必然、非吉本勢は王道っぽくない所に着眼点が行くのかも知れません。知らんけど。
【ラフターナイト特別編】
2020年06月12日、06月19日、06月26日の『TBSラジオ・マイナビラフターナイト特別編』において布川さんとメイプル超合金のカズ・レーザーさんの対談が放送されました。ネタ論や売れるまでのあれこれが語られています。特に布川さんがネタのスタンスを熱く語る所は必聴で、規格外のネタをやってる中にもしっかりと哲学があったんだなぁ、と関心してしまいました。みちおさんのモンスターっぷりに注目が行きがちですが布川さんは布川さんで、けっこう毒舌気質？が凄いんじゃないかなあという場面が結構ありました。ワクワクo(^o^)o
【デドコロ】
そんなトム・ブラウンの『芸人お試しラジオ・デドコロ』という番組が2020年09月28日よりスタートしました。2ヶ月限定のラジオ番組だそうで、とりあえずフリートークがあるのでお二人の『今』を聞くことができます。トム・ブラウンの『人』に触れたい人は聞かなきゃ、ダメーッ！衝撃の最終回に襲われるッ！
【了】
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