寅治郎トライのラジオブログ

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「経済ニュースが2時間でわかる本」読書感想文

どうも寅治郎トライです。

読書感想文は2時間では書けません。
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【経済ニュースが2時間でわかる本】
この本は、カネカネ大好き昨今の資本主義社会で飛び交う経済ニュースを解説した通俗本になります。2002年の本ですが、経済の基礎は学べる本になっています。というか多少古い方が、今のムードとの対比になって、過去の事例などはより理解が進むのではないでしょうか?今の本は、今のことに紙面と労力を裂くので、過去の事象への分析・言及が疎かになります。経済は、過去から現代へ繋がっている物語でもあります。過去本を読むのも一興かと思います。

現代社会はあーだこーだ言っても、カネの世。カネに泣かされ、カネで痛い目もみるけど、カネを上手くつかえば、おいしい思いもできます。そもそもカネが有害でオワコンツールならば、とうの昔に消え去っているハズ。それを今日まで成立させてきたのは何を隠そう『人間』なのです。『人間』はカネを廃れさせずに、肯定してきたのです。なので以下、資本主義経済を肯定してみた考察になります。

【商品は価値観でもある】
私は、モノやサービスといった商品には『瞬間的な欲求を満たすツール』という側面以外にも『価値観』という側面があると思います。ラーメン屋でラーメンを食べるという行為は『美味しいモノで空腹を満たす』側面がありつつ、ラーメンという『価値観』を感受している側面があると思うのです。

ラーメンの持つ『価値観』とは、麺が細いか太いか、ダシはなんなのか、具は何なのか、具の切り方や乗せ方はどんなか…。人はそれらをラーメンから感受していると思うのです。つまり感性が刺激されているのです、腹を満たしながら。

そして人間なるものは『価値観』に触れることが何よりも大事と思います。『価値観』に出会うことで、人生は豊かになる可能性が相当に広がるからです。『価値観』に触れて、何かを閃いたり、考えたりすることが人間の幸福へつながるのです。長い人生で苦悩に直面した際、それまでとは違った『価値観』に触れて苦悩を解消するヒントを得る、なんてこともあるでしょう。『価値観』は人生を発展、好転させる性質があります。なので私は、カネを出してでも『価値に触れる』ことが大事と考えます。
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ある家に生まれて、自分の感性にドンピシャなものを全て、家か近所から貰えたら、その人は「カネじゃない」と言うでしょう。しかし万人はそうではない。ある時期は生まれた境遇から得た『価値観』で人生を楽しめても、人生のいつでもがそうじゃない。だから経済社会が必要になってくるのだと思うのです。

何故か?モノやサービスという商品に溢れた経済社会とは、必然『価値観』に出会い安い社会だからです。商品としての、モノやサービスはカネを払えば簡単に手に入ります。つまり商品という形態は、人に届き安い形態と言えます。『商品という人に届き安い形態』≒『価値観に出会い安い状態』。経済社会は『価値観に触れ安さ』を提供することを旨とするシステムなのです。その『価値観に触れ安い』システムを利用させていただいて人生を進めていくのが、人生にとってプラスかと思います。以上、経済社会を肯定的に見てみましょう、というお話でした。

【了】


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