どうも寅治郎トライです。
得意技は、産経新聞でひっ叩いてからの大外刈です。
【せんせい~わたくし山崎拓自民党幹事長の愛人でございました~】
この本は自民党で副総裁や幹事長を勤めた政治家・山崎拓氏の愛人をしていたとされる女性・山田かな子さんの著作です。山崎拓氏との俗に言う愛人関係だった頃のエピソードを語る内容になっております。愛人の暴露本なので、全編、糾弾調子の文章が炸裂しております。
【政治家の素】
一応本に書いてあることを真実だとするならば本書は、山崎拓氏、というある時期自民党の中枢にいた人物の人為が垣間見れることができる貴重な描写に溢れているといえます。もちろん愛人の暴露本なので、政策に対してどうたらこうたらというのはありませんが、自民党の中枢≒日本の中枢にいた方の、オフな時間の人間味を知ることができます。世間的には老獪に物事をこなすように見える山崎氏ですが、やはり大臣や幹事長など大きな役職についた時は、それなりにプレッシャーとの戦いに苦心していたようで、そのような表からはうかがい知れない山崎拓像が印象的に読めました。
【自己同一性危機の行き先】
更に書いてあることが真実だとするならば、本書は女を愛人として扱ったことに対する抗議の書ともいえるかと思います。『常に一番の優しさでは接してもらえことはなく、長年都合のいい女扱いされた女性の不満は、それまでいくらちゃんとしたお金を貰っていたとしても収まるモノではない、そしてその思いは「暴露」というルールや不文律をスッ飛ばす精神性にまで辿り着く!』このような内容がが文章から伝わってきます。アイデンティティー・クライシスを抱えた人間の独特の切迫感に思えます。人のアイデンティティー・クライシスを存在に扱ってはいけないのですねぇ。
【エロリンピック会長】
とまあ普通に読めば、上記のような事柄が本の趣旨になろうかと思いますが私はもう一つ、山崎拓氏の性豪っぷり&エロスの求道っぷりに感銘を受けました。政治家という職業は浮き沈みが激しく、周辺の人間の裏表も激しく、歴史への責任、国民への責任など、色んな意味でストレス値が異質なので、自分の中の趣味や志向に爆発的な救いを求めてしまうということなのでしょうか。それが山崎拓氏の場合はエロスだったのかもしれない。本に書いてある山崎氏から発っせられたとされるエロスに対する名言&パワーワードは、普通の面白さを越えているように思えるものばかりです。最後にちょっとだけ発言を紹介したいと思います。以下本からの抜粋。
「俺とセックスした女は、誰もが夢中になって絶対はなれない」
「野性味のある俺に魅力を感じるだろう?」
「俺は議員じゃなかったら絶対AV男優になるんだ」
「俺の(チ●コ)は、その辺のおもちゃよりも大きいんだ!」
「俺はセックスするために生まれてきたんだ。分かるだろぉ?」
「小泉はぽっちゃりタイプが好き。
俺はスレンダーな女性がタイプ。
森は女なら誰でも好きなんだよ」
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24P
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【完】
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