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飯島勲「小泉官邸秘録」読書感想文

どうも寅治郎トライです。

構造改革無くして読書感想文なし!

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【小泉官邸秘録】
こちらの本は、小泉元総理の総理時代に首席総理秘書官をやっておられた飯島勲さんの著作です。小泉氏が総理になる以前から、小泉事務所の秘書として仕事をしておられました。秘書生活は30年以上。主席総理秘書官として辣腕を奮ったとしてマスコミには『官邸を仕切っている』『総理を操っている』などど言われた方です。そんな飯島さんが主席総理秘書官時代を振り返りつつ、小泉氏の政治手法を解説したりしております。

トップダウンボトムアップ
政策決定にはトップダウン型やボトムアップ型なんて型があったりします。ボトムアップ型では政策が人々の意見集約から出来上がるので、主権在民・民主主義的にはイイようにも思えるのですが、意見集約の母体組織の悪い所は温存され安いという傾向があるそうです。そんな時は、時の為政者がトップダウンで政策を決めるなんて手があります。もちろんトップダウンだけでは人々が真に望んでいる政策になるか疑問の時もあります。トップダウン型もボトムアップ型もどっがいいかはとかじゃなく、時代が上手く噛み合えばいいわけです。しいて言うなら変革の時代にはトップダウンがいいのかな?小泉氏は官邸によるトップダウン型の政治家だそうです。

【権力の源泉】
小泉氏は総理時代、けっこう派手に権力を奮った感じがします。その源泉は二つ。一つは国民の支持が強かったことがあげられます。政治家内での支持が強くて総理になると、支持してくれた政治家やその政治家を支持している業界や団体に気を使わなくてはいけない。故に思い切って権力を奮えない、なんてことがあります。しかし国民の支持が強くて総理なると、支持してくれた政治家などにはそんなに気を使う必要はなく、派手に権力を行使できる。何かしらのドラスティックな改革をやりたい場合などは、国民の支持から得た権力が効果を発揮するとうことなんでしょう。権力の源泉のもう一つは頼れる完全黒子型・身内型のスタッフがいること。総理大臣はどんなに優秀で行政のトップだといっても、何でもかんでもはできませんし、細かなことにエネルギーを割いていたら、肝心の交渉や判断に力を発揮できません。総理は総理の仕事に集中できるよう、他の案件や小さな案件は総理の趣味や意向を把握した黒子型身内型のスタッフがやるということ。それをやってきたのが飯島勲さん。政治家内に頼れる子分を置いてもいいんだけど、結局政治家は嫉妬したり裏切ったりするから、黒子型身内型のスタッフが重宝するのかも?しかしただの黒子型身内型ではダメで、飯島氏のように長く小泉事務所に仕えて忠信の強い方に限るってことでしょうねぇ。そんな黒子視点での政治観が本書では楽しめます。

小泉官邸秘録

小泉官邸秘録

  • 作者:飯島 勲
  • 発売日: 2006/12/01
  • メディア: 単行本

【了】



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